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海外(アジア圏)で日本語教師になるには?

海外(アジア圏)で日本語教師になるには?

 日本語教師ができる場所は世界各地にあります。具体的にはどのような地域で日本語教師が求められているのでしょうか。


日本語教師と言うと欧米で活躍しているというイメージを持つ人が多いかもしれませんが、実際の求人情報を見てみると、 中国・韓国といった日本から距離的にも近い国のほか、タイやベトナムといったアジア圏に集中しています。それはなぜでしょうか。

例えば、タイは1997年に起きたアジア通貨危機のあと、日本を中心とした海外の国からの投資によって支えられ、急成長を遂げている国です。 また、ベトナムは多くの日系企業がベトナムに進出していており、そこで「日本のモノづくり」を行いベトナムの国力強化に繋がっています。

つまり、タイやベトナムをはじめとするアジア圏では日系企業が積極的に海外進出しており、その進出先では日本語のできる現地の人を雇用するという動きが活発化しているのです。 このような背景があり、アジア圏を中心に日本語教師のニーズは高まっています。


必要な資格

それでは、海外で日本語教師になるためには何が必要なのでしょうか。

免許がないと日本語教師だと名乗れないと思っている人が多いかもしれませんが、実は日本語教師に必要な免許・国家資格のようなものは特にありません。

しかし、海外における日本語教師の採用条件を見てみると「有資格者であること」という記述をよく見かけます。 これが何を指しているかと言うと、おおよそ3つの条件のいずれかに該当しています。

具体的には、

  • 大学で日本語教育の課程を修了していること
  • 日本語教師養成講座において教育を受けていること
  • 日本語教育能力検定試験に合格していること

です。

 幼いころから日本語教師になることを目標にして大学に進学をした人は、おそらく日本語教育の課程を受けていることでしょうから、 それでいいわけですが、一方で、今まで大学などで日本語教育科目を履修していない人が、日本語教師を目指した場合は、 今から大学に再入学して日本語教育を学ぶというのは、在学期間のことを考えても非現実的かもしれません。

そういうときに、合格すれば日本語教師の「有資格者」とみなされる試験があります。それが「日本語教育能力検定試験」です。


 日本語教育能力試験は、日本語を母語としない人に日本語を教える上で必要な知識や能力を問う試験です。 つまりこの能力試験の合格に向けて勉強をしていくことで、日本語教師として最低限必要なことが自然に身に着くのです。 しかし、日本語教育能力試験は合格ラインが正答率75%以上と言われていて、合格率は例年20%前後となっており、かなり難関の試験の一つといえます。 独学で勉強をして合格を勝ち取る人もいるようですが、合格率を見てみると、なかなか困難に思われます。

 資格試験の合格を応援する学校では、このような難関試験であっても培ってきたノウハウをもとに受講生に懇切丁寧な指導をして、合格に導くところもあります。 日本語教師になりたいと思っているのであれば、資格試験の合格を応援する学校に入学するというのも良さそうです。