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日本語教師の資格とは

 日本人で日本語を話して教えることができれば、誰でも日本語教師になれるのでは? そう思ったあなた、それは半分「正解」と言えるでしょう。 日本語教師とは、日本語が母語でない人のために、日本語を教える職業です。 そして日本語教師になるためには、免許は必要ではないのです。 「私、今日から日本語教師やります」と名乗り出れば、一応肩書は日本語教師になります。 自宅に友人を招いて日本語を教える、個人的に生徒を集めて教室を開くことも違法ではありません。

しかし、どこかの学校や団体に所属しよう、雇ってもらおうと考えた場合は、何らかの資格が必要となります。 先ほど「半分」と書いたのは、実際に日本語教師募集の条件には、資格と認められる決まった項目がいくつかあるからです。



 では、日本語教師の資格とは何でしょうか。これは、1988年の「日本語教員資格」ガイドラインを指針としています。


  • 日本語教育能力検定試験に合格する
  • 420時間以上の日本語教員養成講座を受ける
  • 大学で日本語教育を主・副専攻する

この3つのいずれかに当てはまる人が事実上、日本語教師の資格を持っていると認められ、日本語学校などでの採用基準となります。 上記で挙げた資格を取得するための方法と、日本語教師募集の現状を合わせてご説明しましょう。


スクールや通信教育、または独学で勉強して「日本語教育能力検定試験」の合格者となる方法

合格率が20%前後のかなり難関。しかし、採用条件の一つとして日本語教育能力検定試験の合格が求められるケースは多くなっています。


スクールや通信教育で専門の講座を420時間受講する方法

こちらも応募の際に必須条件となる場合があります。ただし、実務経験がある場合や、日本語教育能力検定試験の合格者などには必要ないことも。


大学に通って勉強する方法

大学で日本語教育を学んだことを絶対とするケースはそれほど多く見かけませんが、重要な資格の一つ。ちなみに、学科を問わず4大卒が条件となることも多いようです。


上記のような道があります。志望する就職先によって応募条件は事なりますが、少なくとも3つのうち1つは必須条件とするところが大半です。


資格取得のプラス面とマイナス面

ここで、日本語教師の資格を取ることのプラス面とマイナス面をみていきたいと思います。まずはマイナス面を挙げましょう。

  • 時間がかかる
  • 費用がかかる

やはりこれに尽きます。仕事をしながら資格取得を目指す、という場合は特に勉強時間を捻出し、費用を出すのは大変なことです。 ただ漠然と「資格でもとろうか」という程度だと厳しいかもしれません。

今度は、プラス面です。

  • 就職の選択肢が広がる
  • 仕事での信頼性が高まる

なんらかの機関で働きたいと思ったら、資格取得は必須と言っても過言ではありません。 一度資格を取れば、有効期限などはありません。 日本語教師は中途採用が多い上に、年齢的な制限が少ないので、今すぐ働けなくても「数年後に勤務」ということも可能です。

このように日本語教師の資格はひとつではなく、いくつか選択肢があります。仕事の幅が広がる、仕事で信頼してもらえるという点からも、日本語教師になりたいという思いがあるのなら、まずは資格を取得することをお勧めします。夢の実現へ、一番の近道だからです。今すぐではなく数年後に働きたいという方も、やる気になった時が勉強のはじめ時と言えるでしょう。


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